Tax My Life

20代の市役所職員が税理士試験や税金について情報発信します。

【税理士試験】国税徴収法は1000時間で合格ラインに達しました【勉強時間】

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今年の1月から税理士試験の勉強を始め、2018年8月に税理士試験の税法科目である「国税徴収法」を受験してきました。

 

私は、勉強を始めてからstudy plusというアプリで勉強時間を分単位で計測していました。

 

合格ラインに達するまでの勉強時間が1000時間ほどだったため、これから税理士試験を受験しようと考えている人たちの参考になればと思い、記事にしてみました。

 


なぜ勉強時間を記録しようと思ったのか

 

 

まず、税理士資格を取得しようと思った際に、どのくらいの勉強時間を確保すれば合格できるのかを調べました。


いろいろな人がブログやtwitterなどに勉強報告を記録していますが、国税徴収法はマイナーな税法科目というのもあり、あまり出てきませんでした。


税理士試験は年単位の勉強を必要とする試験であり、どのくらいの勉強で合格ラインに達するかは、費用対効果の面から勉強を開始するべきか迷っている人にとっては重要な問題です。


自分自身の記録がこれから税理士を目指す人達の参考になればと思っています。

また、私が税理士を目指そうと思った理由についての記事はこちらです。

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 


自分の環境について

 

税理士試験を受験しようと思ったときの、私の仕事やプライベートの環境についてお話ししておこうと思います。


・20代中盤の男性
・地元市役所に勤務し、滞納整理をする部署に配属
・入庁して3年目
・自宅は職場から徒歩10分
・残業は0
・独身、一人暮らし

 

仕事に関しては残業もなく、通勤時間もないようなものなので、かなり恵まれた環境にあったと思います。
また、独身であったため、帰宅してからは好きなように時間を使うことができました。


本試験までの計画について

 

勉強を始めるにあたって、本試験までに必要となる勉強時間を見積もりました。


大手予備校のHPなどでは、国税徴収法は150時間が必要と書いてありましたが、ネットで色々と調べるうちにどうやら現実的な数字でないと感じました。


そこで、受験生のブログを見る感じだと、1000時間あれば合格ラインに達するのではないかと考えました。

 

当初の計画として、1日平均で5時間、1週間で35時間の勉強時間を確保すればいいと考えたんです。
そこで、生活のリズムを最初に決めました。


・朝は5時に起き、5:30~7:30まで(2時間)
・帰宅後、18:30~21:30まで(3時間)を週3回
・土日は一日中(8時間×2=16時間)

合計で35時間になります。

 

勉強を開始したのが1月の下旬であったため、本試験まで残り約200日。
1日平均5時間で1000時間になります。

 

 

 


勉強方法

 


資格予備校大手のTACを選びました。


その中でも国税徴収法1月入学速修コースを選択しています。
講義の受講および答練についてはすべてWEBで済ませています。


私が住んでいるところは、最寄りのTACでも電車で20分ほどとそんなに田舎ではないのですが、通学を選ばず、WEB講義を受講することを選択しました。


理由は、通学時間がもったいないことと、単純に勤務後に電車に乗りたくなかったからです。

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

 

 

 

 

実際の勉強時間

 


当初の計画通り、週35時間の勉強時間をすることができました。


途中で日商簿記2級の勉強を挟んだため、4~6月は負担が増え、厳しかったですが、来年度受験するつもりだった会計科目の事前準備のため独学で勉強していました。

 

 

 

実務経験は税理士試験でのアドバンテージになったのか

 


国税徴収法を受験しようとした理由は、実務でも使っており、概要だけであれば理解していたつもりだったためですが、実際に実務経験は税理士試験を受験するうえでのアドバンテージになったのか…

 

結論から申し上げると
ほとんど役に立ちませんでした。

 

もちろん、大枠のところで滞納者と税務署の関係が理解しやすいというのはありますが、それが大幅に有利になったかというとそうではないと感じています。

 

実務では国税徴収法の論点の1~2割ほどしか使いません。


例えば、差押えについても、実際に差押えるのは90%が債権です。
残りのが不動産か自動車。
動産なんかは捜索に入らなければ差し押さえることはないし、船舶や航空機なんかは差押えできることを知らない職員も多いです。


ただ、実務経験は本試験では役に立たなくても、学んだことは実務に活かせているのでその点は良かったかなと思っています。


猶予制度なんかも、市役所レベルだとあることすら知らない人も多いだろうし、仕事の面で税理士試験の勉強が役に立ったことは間違いないです。

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 


実力テストと答練の成績について

 


TACでは、定期的に実力テストや答練があり、答案用紙を郵送すると、採点をしてもらい、受講生の中の順位がわかるようになっています。


実力テストは上位20~40%をうろうろ
答練は平均して上位3分の1くらいの順位でした。

 

 

全国公開模試

 


TACでは本試験2か月前に全国公開模試があり、本試験と同じような問題で合格可能性を判定することができます。


そこでの結果は…


得点:90点
順位:上位2.8%
合格可能性:S


ということでした。


この時点での総勉強時間は、700時間くらいになります。


理論暗記が怪しい部分も多々あり、割と記憶にある論点が多く出題されたため高得点が取れたこともあると思います。
ただ、理論の精度は高くなくても、概ねの理解だけは済ませていたため、なにを問われているかわからないということはありませんでした。

 

 

 

本試験直前

 


全国公開模試からは、1日で理論を1週することを目標としていました。


国税徴収法は、他の税法に比べて理論数が少なく、ミニ税法なんて呼ばれ方もしているようです。
毎日理論を繰り返しているうちに段々と記憶が定着してきて、理論を回すスピードも速くなってきます。


ただ、ホントーにつまらない…

 

本試験1か月前までには合格レベルに仕上げてしまっていたので、あとはCランクの論点を新しく覚えるか、忘れないように記憶を保っておくだけ。


ところが、本試験での出題可能性の薄い論点を勉強することや忘れないように記憶を保っておくために勉強することってすごい辛いんです。

 

このころから勉強自体のモチベーションは下がり続け、最後の1か月の勉強時間は週20~25時間くらいになっていました。

 

もうやることがない…と思ってしまうと途端に辛くなってきます。
ちなみに夏休みの宿題は早めに終わらせておくタイプでした。

 

他の科目を同時受験する人は別の科目をやればいいだけだと思うのですが、国税徴収法の単願であったため、最後の直前期は非常につらい思いをしました。


ダメ元で簿記論や財務諸表論でも受けておけば良かった…と反省してます。


本試験の手ごたえ

 


試験の1週間前からは理論をひたすら回すことにしました。
そしていざ本番。

 

初めての本試験というのもあり、終わってから「なんであれば書けなかったんだろう」とか「模試と本試験はやっぱり違うな」とか思いました。


模試に比べれば手ごたえがなく、落ち込んだりしていましたが、TACや大原の模範回答をもとに自己採点をしてみたところ、どうやらボーダーちょうどくらいの点数なのかなという感じがしています。

 

ただ、もし今年ダメでも、税法科目の最大の難関といえる理論暗記を終えることができたので、来年は200~300時間くらいの勉強時間で済みそうな気がしています。

 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

 

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