Tax My Life

20代の市役所職員が税理士試験や税金について情報発信します。

公務員(市役所)に向いている人向いていない人

 

公務員を志望している、公務員試験の勉強を始めようか迷っている人に向て公務員の現実をお教えします。 

 

こんな人は公務員になっても楽しくやっていけそう、こういう性格の人は公務員になっら苦労をするだろうという人を詳しく解説していきます。 

 

※入庁して4年目の現役市役所職員の独断と偏見になります 

公務員に向いている人

・周りが頑張っていると自分も頑張れる人

・接客が苦にならない人 

・転勤したくない人 

 

公務員に向いていない人 

・上昇志向のある人 

・評価をしてほしい人

 

 

 

公務員に向いている人

 

周りが頑張っていると自分も頑張れる人 

 

学生時代に、文化祭や体育祭などでクラスの人達と楽しい思い出が作れたという人は公務員に向いていると思います。

 

周りが頑張っているから自分も頑張らなくちゃ悪いな・・・と思える人は楽しそうに仕事をしている傾向があります。

 

実際に、仕事量は多いけど、あの人も頑張っているから自分もそのくらいやって当たり前なんだと思えるのがいいと思います。 

 

接客が苦にならない人  

 

公務員(市役所は特に)市民と接する部署が多いです。 

 

税金関係や、市民課などの窓口業務、福祉関係などが代表でしょう。 

 

現実として、市役所の半分以上の仕事は、接客業務だと思っています。 

 

学生時代にコンビニや飲食店などの接客業をやってみると、横柄な態度を取るお客さんや、言いがかりに近い理不尽なクレームをつけてくる人がいると思います。 

 

相手が市役所になると、更にひどくなっていくような気がしています。 

 

アルバイトであれば、向いていないと思ったら辞めればいいだけです。 

 

しかし、公務員は、せっかく苦労して倍率の高い試験をくぐり抜けて就職することができたという思いもあるためか、なかなか辞めづらいでしょう。 

 

辞めるに辞められない状態のまま我慢してしまって体調を崩し、休職した職員を何人も見てきました。

 

ついこの間まで学生だった人が、普通に生活していれば今まで関わることのなかった種類の人間に、真正面から対応しなければならなくなるのです。 

 

そのため、接客が苦にならないと思う人は市役所に向いているのでしょう。 

 

転勤したくない人 

 

私の市の場合は、市役所に採用されると、8割が本庁(市役所の庁舎)で働くことになり、残り2割が公民館などの出先機関に配属されることになります。 

 

職場が変わると言ってもその市から外に出ることはなく、生活スタイルを考えやすくなると思います。 

 

そのため、市役所職員の住宅購入率はかなり高く、私の周りの3 0代職員は、半分以上が住宅を購入して市内に住んでいます。 

 

自治体によっては、市役所が駅前にないこともあり、市役所周辺は割安で済めるかと思います。 

 

また、市役所の内部で結婚している人が多く、夫婦ともに市役所から徒歩圏内に住んで、一緒に通勤している人もいます。 

 

転勤が嫌だという人には市役所はおすすめできるでしょう。

 

公務員が向いていない人

 

上昇志向のある人 

 

若いうちにスキルを身に着けて、優秀な職員になる!とか、誰よりも法律に詳しくなって頼られる人になる!と思っている若い人は特に注意が必要です。 

 

人間は良くも悪くも周りの環境に影響を受けるものだと思っています。 

 

公務員の傾向として、公務員になることがゴールの人が多く、入庁してから自分自身で何か勉強しようと思って実際に行動している人は圧倒的に少ないです。 

 

そんな中、自分だけは周りに流されないと思って意識を強く持ち続けることができるでしょうか。

仕事に行って帰ってくるだけで、生活に困らないくらいの給料が貰えるうえに勉強しなくても誰も困らない状況の中ではたいん厳しいものになるでしょう。 

 

人は追い詰められないと変われないものです。 

 

上昇志向のある人であるからこそ、公務員の嫌な部分に目がいってしまい、辛い思いをするのではないかと思います。 

 

公務員を目指している人の中には、社会人になれば日々成長できると思っている人もいるでしょう。

ですが、現実はぬるま湯といっていいほどの環境です。

 

やる気のあった職員も、2 ~ 3年もすれば入庁当初の気持ちを忘れてしまい、仕事のやる気を失い、腐っていくのです。

私もその中の一人です。 

 

やる気のある若者の貴重な時間を無駄にするのであれば、スキルのつく業種や、経験を生かせる仕事を選んで、自分を成長させることを選んだほうがいいと思います。 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

 

評価をしてほしい人 

 

公務員は、誰がどのくらい頑張ったか、どのくらいその自治体に貢献したかが見えにくい仕事が多いです。 

 

たとえば、市民課の窓口業務は、住民票を発行したり、書類を受け付けるだけの仕事で、それ以上でも以下でもありません。 

 

生活保護課は、生活保護の受給の可否を決め、受給者とコミュニケーションをとることが仕事です。 

 

このように、成果がわかりづらく、言い換えれば、だれでもできる仕事、できて当たり前の仕事ばかりだと思っています。 

 

そんな仕事が多い中で、仕事の出来、不出来に優劣をつけることができるでしょうか。 

 

最近では、地方自治体でも人事評価制度を採用しているところもあり、賞与の金額に影響を与えるように表向きはなっているようですが、実際は、ほとんど意味をなしていません。 

 

ここで公務員の人事評価制度について説明します。 

 

まず、各職員が自己評価を行い、S~Cで自己の仕事に対して評価をしていきます。 

 

次に、所属長面談(多くは課長)があり、所属長がその評価を修正していきます。 

 

最後に、各職員の所属長による評価がさらに上の部長級に送られ、部長級が行う最終的な評価がその人の評価になります。 

 

ここで問題となってくるのが、部下の最終評価をする部長級の職員は、ほとんど面識のない、仕事でまったく関わりのない人だということです。 

 

そんな人に普段の仕事ぶりを評価するといっても無理があると思いませんか。 

 

私は実際に、所属長面談ではAランクの評価をもらえたのに、部長級の評価ではBランクに落とされました。理由は一切わかりません。 

 

周りの職員に聞いたところ、そのような話が続々と出てきました。 

 

公務員の人事評価には、 こういった現実があるので、 あまり期待しないほうがいいでしょう。

 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

公務員に向いている人、向いていない人のまとめ 

 

・誰にでも適正はあるのでよく見極めよう 

・市役所は接客業なので、向いていない人はよく考えよう 

・評価はされないものと思ったほうがいい 

・上昇志向のある人は公務員で腐るのはもったいないよ(経験談)