Tax My Life

20代の市役所職員が税理士試験や税金について情報発信します。

仕事ができる若手公務員ほど損をする理由 

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公務員は、年功序列で年齢が上がるにつれ、給与も上がっていきます。

 

昔と違って、いまは公務員人気が高く、試験の倍率が10倍に達する自治体もあるようです。 

 

そんな高倍率の試験を勝ち抜いてきた公務員の中にはめちゃくちゃ仕事ができる人がいます。 

 

特に若手は、公務員になるのがもったいないんじゃないかというくらいスペックの高い人もいるのですが、若手の優秀な職員ほど公務員という職業は損をしているように感じています。 

 

そこで、なぜ優秀な若手公務員は損をしているのかまとめてみました。

 

 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

残業が多くなる 

公務員は大体の職場で、仕事ができる人とできない人の差が大きく、若手が仕事の重要な部分を担っているケースが多いです。 

 

公務員に限らないとは思いますが、1人で2人分の仕事をする人がいる一方で、1人で0.5人分しかできない人がいることで成り立っている組織です。 

 

職場に一人でも優秀な職員がいると、とりあえずその人に任せてみようかということになります。 

 

業務量が増えてくると、必然的に残業も多くなり、優秀な人に対する負担が大きくなってきます。 

 

どれだけ仕事ができても給与は上がらない 

当たり前のことですが、公務員は仕事の成果で評価されることがなく、どれだけ頑張って仕事をこなしても給与は同じです。  

 

もっと言ってしまえば、仕事をしてもしなくても、職場にいるだけで同じ額の給与がもらえてしまいます。 

 

最近は、人事評価を給与に反映させるような給与体系に形としてはしているようですが、実際にはほとんど給与には関係ありません。 

 

残業代はおじさん職員の半分以下 

 

20代の若手の残業代単価は1時間で1500円くらいになります。 

 

ところが、50代の職員になると、残業代が3000 ~ 3500円と2倍以上に跳ね上がります。

 

若手の2時間と仕事のできないおじさん職員の1時間が同じ扱いなんです。 

 

本来であれば能力の高い人が高い給料をもらうべきだと思うのですが、公務員という職業柄、それは不可能でしょう。 

 

優秀な人ほど業務量が増えてしまい、残業が多くなり、しかも低賃金で働かされている現状は、理不尽そのものだと思っています。 

 

ただ、その中でもやりがいを見つけて目の前の仕事を一生懸命こなせる人はすごいと感じています。 

 

仕事ができても若手のうちは組織を変えることは難しい 

優秀であればあるほど、公務員という組織や上司の非効率さだったり、改善すべきことが見えてくるように思えます。 

 

公務員は、基本的には周りがどれだけそのやり方が間違っていると思っていても、組織のトップが正しいと考えているのであれば、それを変えることはなかなか難しいです。

 

こうすればもっと良くなるのに・・・と思いながら、もどかしい気持ちを感じつつ、非効率的な仕事をこなしていくのはとても辛いだろうと思います。 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

若手のうちは意見が通らない 

仕事ができることと、自分の意見を通すことはまた別のものだと思っています。 

 

公務員では、何を言ったかではなく、誰が言ったかが重要です。 

 

入庁して1年目の職員と課長級の職員が同じことを言っても、言葉の信用性は全く異ななってきます。 

 

また、自分の意見を通そうにも、市役所のような組織では、仕事以外のプライベートな部分のつながりが重要になってくるので、昇進したとしても、そういった付き合いが苦手な人は非常にストレスのたまる公務員人生になるのだと思います。 

 

優秀な職員ほど辞めていく 

私の市役所の離職率は1 %以下と、数字を見ると職場環境としては平均以上に良いと考えられるのですが、辞めていった人達はみんな優秀な人達ばかりでした。 

 

kanikuri-mukorokke.hatenablog.com

 

自分の得意な英語を活かした仕事をしたくて外資系の会社に転職した人や、資格を取得して転職した人もいます。 

 

優秀な人ほど公務員の悪い部分が見えてしまい、公務員という仕事を続けることが、自分の人生においてデメリットばかりだと考えたからだと思います。 

 

公務員はスキルがつかず、歳を取ってから辞めるとつぶしがきかなくなると思い、焦る気持ちになるのは必然でしょう。 

 

 

 

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