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公務員を辞めるのはもったいない?続ける方がもったいない理由3つ 

 

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公務員を辞めようと思っている人はこんな言葉を言われたことがあるのではないでしょうか。

「そんないい仕事辞めるなんてもったいない」 

 

確かに、 世間一般での公務員のイメージは、 楽な仕事で残業もなく 、 良い給料をもらっているというような感じだと思います。 

 

私自身も実際に市役所で働いていますが、学生のころはそんなイメージを持っていました。

 

ところが、実際に公務員として働いてみると、世間とのずれがあまりにも大きいことに驚きました。 

 

そんなこと言っても民間より公務員のほうが楽なんでしょ?と思うかもしれませんが、正直、下手なブラック企業よりひどい労働環境の場合もあります。 

 

残業時間が月に200時間を超える部署もあれば、仕事内容が辛すぎて病気休暇に入る人が続出する部署もあるような現状があります。 

 

特に、20代の若くてやる気のある優秀な職員がこき使われ、消耗しているような状況です。  

 

この現状を考えると、公務員を辞めたいと思った人は公務員として働き続けることのほうがもったいないと思っています。 

 

この記事では公務員の働き方の現状を踏まえながら解説していきます。 

 

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公務員を続けるほうがもったいない理由3つ 

部署によって労働環境が全く違うが、配属は運しだい 

市役所の職員は同じ公務員と言えども、配属先によって労働環境は天と地ほど違うことになります。 

 

世間一般のイメージする、残業なしで大した仕事もしないで一日が終わる部署も、あることにはあります。

 

ただ、現在はそういった部署は割合的に言うと、少数になってきています。

 

どちらかというと、業務量が多すぎて人手が足りていない部署のほうが圧倒的に多いです。 

 

残業の多い部署は毎日日付が変わるくらいまで仕事をしているようなところもあります。 

 

また、 市役所の場合だと人事異動によって部署が変わることが 4 ~ 5 年に一度あるのですが、どの部署に配属されるのかは運の要素が非常に強いです。 

 

もちろん、 本人の希望を人事担当に伝えることはできますが、 実際にはほとんどの場合が希望どおりになることはありません。 

 

子供が生まれたばかりの同僚が、 残業がほとんどない部署から平均残業時間が 6 0時間を超えるような部署に異動になってしまい、とても辛そうに仕事をしているのを見てきました。

 

そんな職場環境で 5 年も耐えるよりは、思い切って若いうちに転職する選択をしたほうがいいような気がします。 

 

 

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どんなに優秀でも若いうちは収入が低いまま 

公務員は優秀な人ほど損な役回りをさせられる傾向にあります。 

 

市役所は特に、優秀な人と仕事ができない人の差が大きく、普段の業務の大半は、少数の優秀な職員によって回っているのが現状です。 

 

優秀な職員には、必然的に仕事が多く集まってくるため、業務時間内に与えられた仕事をこなしていくのが難しくなります。 

 

そうすると、優秀な職員ほど残業時間が増える原因になるのです。 

 

また、その職員がどんなに優秀でも、給料が増えることはありません。

 

最近になって、公務員も人事評価制度を取り入れて、給与に反映させているらしいのですが、実際には形骸化してしまっているのでまったく意味がなくなっています。 

 

さらに、残業手当の支給についても、勤続年数によって単価が違ってきます。

 

20代の職員であれば、おおよそ時給にして1500 ~ 1700円くらいになります。 

 

すこし割のいいアルバイトといった感覚でしょうか。 

 

それに対して、50代の職員の残業代の単価は時給にして3000~ 3500円にもなってきます。 

 

仕事の遅い50代の職員の半分以下の賃金で、若くて優秀な職員が働かされている現実があるのです。 

 

若いときの貴重な時間を、低賃金で酷使させられている現状を踏まえてもまだ「公務員を辞めるなんてもったいない」と言えるのでしょうか。 

 

それこそ、そのまま公務員として働き続けることのほうが「もったいない」です。 

 

 

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社会の底辺層と関わらなければならないストレスが半端ない 

公務員は「全体の奉仕者」と言われ、その自治体のために貢献する仕事をすることが求められます。 

 

公務員の業務の中で、絶対に避けられないのが、住民対応です。 

 

市役所は特に、市民対応をしなければならない部署が多く、市役所に長く勤めれば半分以上は市民対応が必要な部署に配属されることになります。 

 

市民対応は、平たく言ってしまえば、「接客業」になります。

感覚としては、飲食店のアルバイトと同じようなものだと思います。 

 

ただ、アルバイトと大きく異なる点は、説明する責任が生じるということ。 

 

たとえば、税金関係の部署に配属されれば、なぜこの金額を払わなければならないのか、相手が納得するまで説明を続けなければなりません。 

 

市民の方の99.9 %は、誠実な対応をすれば納得していただけるのですが、中にはクレームを言うことが目的になっている人も存在しています。 

 

法律や条例で定まっているからしょうがないのはわかるけど、なにか一言( 2 ~ 3時間になることも)言ってやらなければ気が済まない、という考えを持っている人は必ず一定数存在してしまうのです。 

 

それは、こちらがどれだけ誠意を持った、100点満点の対応をしたところで、避けられるものではありません。

 

公務員という仕事はこういうものだと思って割り切れる人でないと、公務員としてやっていけないと思っています。 

 

そのことに少なからず疑問を持っている方はいるのではないでしょうか。 

 

公務員という接客業は、向き不向きが大きく出てしまう仕事だと思います。

 

ある分野で非常に優秀な職員でも、市民対応だけは割り切ることができずに、ストレスを貯めてしまっている人は、これから長く続く公務員人生においては不利になる一方です。 

 

公務員である限りは、これからも市民対応は業務としてつきまとってくるでしょう。 

 

そうであれば、若いうちに自分の長所を伸ばせるような仕事に就いたほうがいいのではないでしょうか。 

 

 

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転職サイトに登録するだけでも違う世界が見えるかも 

市役所でも、民間経験者を採用している自治体は多くありますが、やはり民間の経験がある職員は、新卒で入った人と比べても視野が広く、楽しく仕事をしている傾向にあります。 

 

これは市役所のある民間経験者の同僚に聞いた話なのですが、「民間の会社を一度経験したからこそ、公務員として納得して働くことができた。お金を稼ぐ手段は色々ある。」と言っていました。 

 

公務員として働いている多くの方は、新卒採用された方だと思います。 

 

「社会」というものを公務員としての目線でしか見たことのない人は、公務員以外の仕事は世の中にいくらでもあるということを頭ではわかっていても、実感することはほとんどないでしょう。 

 

世の中にはどんな仕事があって、給料はどのくらいもらえるのか、今の仕事と比較してみることで視野が広がるのではないでしようか。 

 

転職サイトは無料で使えるところが多くあります。

 

実際に転職する、しないは別にして、今の自分の市場価値はどのくらいあるのか、自分を必要としてくれている業界はあるのか、転職サイトに無料で登録するという、実際に行動に移すことで新たな道が開けてくると思います。 

 

 

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